kumorihikaruの自宅カフェ。

我が家においでくださったお客様とゆっくりお茶をしながらお話しをするように、言葉を綴り書いていきたい、との思いから自宅カフェとの名前にしました。開店中です。

うさぎと暮らして10年。築いた絆は宝物!

我が家には10歳のホーランドロップイヤーの男の子のうさぎがいます。

 

 

うさぎは、ペットとしての年月はまだ浅く、犬や猫に比べたら、飼う難易度はまだ高い部類に入ると言えます。

 

 

獣医さんの中でも、うさぎは診察できない、という方もいらっしゃるくらいです。

 


f:id:kumorihikaru:20190219143511j:image

 

我が家のエンジェル💓です。

 

 

懐かない、躾ができない、、など色んな事が本でも書かれていたり、ネット上には間違った情報や、うさぎさんの生態を知らないで、命を絶やしてしまったり、虐待に近いことを悪気なくアップされているので胸が痛いです。

 

 

まだ、確率していない分野、可能性は多々あるのが現実です。

でも3歳児程の知能はあるだろうと言われています。

一緒に暮らして、本当にそうだな、と思います。賢いです。

 

 

私も、なんにもわからないまま、この子との暮らしが始まりました。

 

 

10年前は、本当に懐いてくれるのかな?

愛情が伝わるのかな?

ブリーダーさんにお返しした方が、この子にはいいのではないかな?

と思うくらい、環境の変化に馴染めず、ケージから出てこない、私たちを見る目は冷たい、、、

悩んだくらいです。

 

 

そしてうさぎさんの生態を勉強しました。

本も買いました。でも、後になってわかったのは、本にも間違った情報が書かれていて誤解を生んでいる、ということです。

それだけ、まだ発展途上だといことです。

幸い、うさぎ専門医の獣医さんと出逢えて色んなことを知れました。

 

 

10年の中で、病気もしました。

もうダメか、、という命の危機もありました。

小さくても、命、性格はちゃんとあります。

この子は、激しく破壊的に喜怒哀楽が爆発する面白い子です。獣医さんからそう言われました。笑。

誰に似たのでしょうね~。

 

 

でも、その激しい性格から、ジャンプやダイブ?した時に?か、気づいたら右目眼球が少し赤くなっていて、、急いで専門医に駆け込みましたが、角膜貫通という、大怪我をおい、右目失明しました。

 

 

それでも死ななかっただけ、良かったです。

うさぎさんは、目の後ろに血管が沢山走っていて、目の怪我は致命傷になることもあります。眼球が、萎縮して摘出しなくて済んだだけでも、良かったのです。

 

 

それ以来、怪我しそうなものは排除したサークル空間を作り、バリアフリーにしました。

 

 

そういう危機も幾度も一緒に乗り越えてきたからだと思いますが、今では、子供同然。

完全に家族。

本人も自分は私たちと同じと思っていると思います。

見えない絆は、確実にあります。

お互い信頼関係があるのが、はっきりわかるからです。

 

寝るまでの間、リビングのソファで過ごすひとときは、家族みんなの幸せな時間。

ただ、ただ、愛おしい存在。

 


f:id:kumorihikaru:20190219152636j:image

 

一緒に寝るし、腕枕してよ~と、甘えん坊がすごいです。

小さなストーカーさんで、どこにでも一緒についてこようとします。

 

 

また、この子が、何を言ってるのか?言葉ではなくても、仕草や訴えかけてくるアピールで、だいぶわかるようになりました。

 

 

お腹すいたよ、ペレット追加して入れてぇ。

お野菜カピカピだよ、新鮮なのちょうだい。

布団に入れて~眠い、いい子して撫でて~。

一人は嫌、だっこ~。

何食べてるの?俺も食べたい。

おいちぃ、おぃちぃ!もっと~。

 


f:id:kumorihikaru:20190219150629j:image
f:id:kumorihikaru:20190219150708j:image

 

 

そして、キスを沢山してくれます。

 

うさぎは食糞するので、抵抗ある方もいらっしゃるでしょうし、菌のことからも賛否両論なんですが、我が家では、大スキ!のキス💓は普通のスキンシップです。

 

 

寿命は7から8年と言われていましたが、最近はうさぎの治療も進み、10歳を迎えれる子も少なくはないですが、普通でもないです。

 


f:id:kumorihikaru:20190219152051j:image

 

 

私が勉強会にも参加したうさぎ専門医の先生は、目指せ!10歳!をスローガンに掲げていらっしゃいます。

また、同じうさぎ飼い主交流の中でも10歳の壁はあるようです。

 

 

それでも、我が家の子は、なんやかんやあっても、今年春になったら、11歳です。

 

 

老いと共に、左目もほとんど見えていない様子ですし、耳もとうに聞こえません。

だから、驚かさないように、ふって息を吹いて、触るよ、と合図します。

見えない、聞こえない、話せない、三重苦のヘレン・ケラーじゃないか!人間なら気が狂いそうだなぁ、、主人は言います。

 


f:id:kumorihikaru:20190219152308j:image

 

それでも、本人は至って悲壮感なく、幸せそうに毎日、私たちを振り回してくれ、我が家はこの子中心の生活です。😉

 

 

どんな動物にも生き物にも、心があり感情があります。

その子によって性格もあります。

うさぎさんみんなが、我が家の子のようではないでしょう。

 


f:id:kumorihikaru:20190219152532j:image

 

 

でも、小さな命を大切に、その子らしく、そういうのは人間も、一緒に暮らしてくれる動物も家族として同じではないでしょうか?

 

 

その子の個性を愛する。

思い通りにいかないことや普通じゃないことに嘆かないで、寄り添う。

 

 

その関係の中で芽生えた、絆は、相互の信頼は、何にも変えられない宝です。

 


f:id:kumorihikaru:20190219153743j:image

 

 

私たち夫婦は、この子に、どれだけ愛されて幸せなことでしょう。

 

 

これからも、この子のことは、書いても書いても書き足りないので、折りに触れ、また綴っていきます。